再建築不可物件のローン利用

再建築不可物件はローンを利用できるのか?

居住用に住宅を購入する場合、一般的な戸建やマンションなどの不動産であれば通常、住宅ローンを利用することができます。

しかし、再建築不可物件を購入するときには、通常の銀行や信用金庫の住宅ローンを受けることができません。なぜなら、再建築不可物件は、物件自体の担保評価が低い、または評価しないとみなされているのです。

再建築不可物件は、内装のリフォームの他、耐震補強や外壁・屋根などをリフォームするためのリフォームローンも融資を受けることが難しいです。リフォーム済みの物件であればそのまま利用できますが、劣化や損傷でそのまま利用できない物件の場合は、内装リフォームを検討する必要があります。

その際にリフォームローンを組めない場合も視野に入れて購入を検討する必要があります。

融資を受けられる金融機関もある?

再建築不可物件の融資を取り扱っている金融機関もあります。

ただし、金利が通常の住宅ローンとは異なり金利年約3.9%~とかなりの高利率であり、実際に長期ローンを組むのはおすすめできません。

仮に35年ローンを組む場合を仮定すると、4,000万円の一般的な物件を優遇金利0.6%程度で購入するのと、2,500万円の再建築不可物件を金利3.9%で購入するのでは、支払総額は再建築不可物件の方が少し高くなります。

リフォームローンも同様の金利負担が生じますので、融資を受ける場合は十分に検討する必があります。

再建築不可物件のローンは慎重に!

再建築不可物件は、そもそも担保として不適格な物件ですので、住宅ローンという枠からは切り離して考える必要があります。その銀行との信頼関係やこれまでの取引履歴などにおいては、融資が可能な場合もありますが、ローン審査自体はやはり厳しいものになります。

あくまでも住宅ローンにこだわる場合は、再建築不可物件ではなく、既存の中古戸建てや新築物件といった再建築が可能な物件を購入することをおすすめします。

再建築不可物件のメリットは、建て替えできる物件と同じ立地で見た場合の相場の安さです。現金購入や収益性を考えた場合は効果が見込めますが、金利面でのデメリットはよく見積もっておきましょう。

また、ローン利用の難しさは、再建築不可物件を売るときにも影響します。購入する側の資金準備も当然にローン利用の制限がかかるので、流通に時間がかかったり、相場より割安に手放す必要があることを考えておきましょう。

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