再建築不可物件の火災保険の加入

再建築不可物件にとって、火災保険の加入は重要か?

建物を購入するとき、火災保険に加入するのは当たり前のことだと思います。万が一の、購入した建物が火事になり焼失してしまったときに大変なことになります。

再建築が可能な物件であれば焼失した場合でも、保険金を原資に建物を建て替えることができますが、再建築不可物件となるとそうはいきません。全焼してしまったら残るのは焼け残った土地だけです。

また、再建築不可物件は築年数が古い建物や耐火でない木造の建物が多く、焼失や倒壊のリスクは必然的に高く災害には弱いものと考えられます。

建て替えの原資にはなりませんが、新たに建物を準備するため資金や火災の場合の処理費用もかかりますので、その為にも火災保険には必ず加入をしておき、万一に備えましょう。

もし実際に災害にあったらどうなる?

仮に2000万円の再建築不可物件を購入したとします。火災保険2000万円、地震保険1000万円の保険に加入するとします。

そこで仮に火災が起きたら、2,000万円の保険金が支払われても同じ場所に建物は建てられません。

そうすると、保険金と原資に新たな建物を購入することになります。土地の売却資金も原資にしたいところですが、建物の建てられない土地は流通性が著しく下がっているので買い手を見つけるのに苦労することや、買い手が見つかっても安価な売却になる可能性が高いことを考えておかなければなりません。ただ、十分な保障の火災保険に加入しておくことで、代替物件への買い替えを考えることができ、経済的なリスクは大幅に軽減されます。

なお、地震による建物の倒壊の場合は、同程度の価値の建物を取得するのに保険金が十分でないというリスクを十分に理解しておく必要があります。

また、残った土地をどのように扱うかも考えなければなりません。固定資産税もかかるので放置しておくにもコストがかかります。一例として、駐車場として利用できるか、資材置き場や物置になるか、貸し倉庫になるか、また隣地に売却するなどといった事が考えられますが、土地の利用についてはやはり専門的な知識を持った業者に依頼するのが望ましいです。

火災保険・地震保険は必ず加入しましょう。

日本は地震大国です。文部科学省地震調査研究推進本部によると、南海トラフ地震は10年以内の発生確率が20%程度、30年以内は70%程度です。(2016年1月発表)

地震による建物倒壊や火災による建物焼失は常にリスクとして頭の片隅においておく必要があります。

また火災保険は、火災だけでなく、自然災害によるものも補償されます。台風などの風災、大雪による雪災や洪水・土砂災害などの水災による被害などが火災保険の適用とされております。

その地域で起こりやすい災害にも十分に注意が必要であり、これらを考えると火災保険への加入は必須と言えるでしょう。

なお、加入する保険会社やプランによって保障内容が異なりますので、必ず契約内容は確認し、必要に応じた保証での加入をお勧めします。

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